古のMovesやGoogle Mapsの「タイムライン」機能に似た iOS アプリを紹介します
比較した点はバッテリーの消費量、精度の高さ(フィルタリング)見やすさなど
簡単な説明と比較表
- Arc Timeline: 高精度な位置情報記録と活動分類を重視し、詳細なデータ分析が可能
- Arc Mini :Arc Timelineの無料版 タイムライン表示が少し簡素に
- Quantified Map: プライバシー保護を重視しながら、シンプルかつ美しい移動ログ管理ができる
- Gyroscope: 位置情報に加えて健康やフィットネスデータも統合し、ライフログを全体的に管理したい方向け。
Google Timeline以外のすべてのアプリでMoves(moves.zip)からインポート可能です
Google Map Timeline | Arc Timeline | Quantified Map | Gyroscope | |
料金 | free | ¥700/Monthly | free | ¥2,200/Monthly |
バッテリーの消費量 | 中 | 大 | 大 | 中 |
精度 | 中 | 良い | 中 | 中 |
エクスポート | – | JSON,GPX | – | – |
公開 | リアルタイム位置情報のみ | – | – | 公開可能 (Webベースで心拍、体重、位置など公開ダッシュボードあり) |
Google Map Timeline
便利で省電力
Google Mapが自動で保存してくれるタイムライン Googleアカウントに統合され便利 バッテリー消費も少ないが精度に難あり…
場所の名称などは他のアプリも使用しているGoogle Places API の作成元だけあって精度が良い


Gyroscopes App
ライフログ全体を可視化
ログ機能がメインではないためか精度が他と比べ低いが美しい表示にこだわっている
ライフログ可視化ではGyroscopesが一番でおすすめでRescuetime、Withings、GARMIN、HealthKitの情報を統合的に見ることができ 写真からAIでカロリー計算できたりと高機能で美しいダッシュボードで楽しくなるのでおすすめです
こちらはAndroidにも対応しWebからもダッシュボードを見ることができます



Arc Timeline
正確性で分析しやすい
オススメ、正確性、フィルタリング精度がよくログの欠損にもかなり注意しているアプリ エクスポートも可能


Quantified Map
無料でシンプルに使える
無料で使いたいならこれ、位置情報付きの写真をタイムラインに表示、ワークアウト履歴 月・週での位置ヒートマップ表示など


複数使用してみての感想
どのアプリも共通してCore LocationやHealthKitを使用しているがフィルタリングやバックグラウンドでKILLされない方法、途切れた場合通知で警告してくる機能、 Places情報の取得元など比較して動かすとこだわりが感じられる点が多くあった。
参照
- 位置情報を正確にトラッキングする技術
- Quantified Map — Ludovic Landry
- HealthKit | Apple Developer Documentation
- Core Location | Apple Developer Documentation
- Big Paua Support – Big Paua Support
- Google Maps Platform のドキュメント | Places API | Google for Developers