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コンピュータ

MediaWikiでinfoboxを使う

MediaWikiでWikipediaで使われているTemplate:Infobox使う手順

  • Template:Infoboxのみ取り込む方法
  • 関連するテンプレートを全て取り込む方法

の2つの方法を解説しています。

必要なExtensions

テンプレートはlua(Scribunto)or ParserFunctionsを使用して書かれており、必要なExtensionsをダウンロードし有効化します

(MediaWiki 1.34以降であれば付属しているので有効化するだけで良い)

LocalSettings.phpの末尾に以下のように追記しExtensionsを読み込ませ有効化します

wfLoadExtension( 'ParserFunctions' );
wfLoadExtension( 'Scribunto' );
$wgScribuntoDefaultEngine = 'luastandalone';

(luastandaloneを使う場合同梱されているバイナリに実行権限を与える必要があります)

スタイルのコピー

同じデザインにするため下記のスタイルを自分のWikiにコピーします

Infoboxのコピー

日本語版Wikipediaのinfoboxは2つのモジュールがあれば動くので 下記の2つを自分のWikiにコピー

最後に Template:Infobox を自分のWikiに{{documentation}} 部分を削除してコピーします

<includeonly>{{#invoke:infobox/former|main}}</includeonly><noinclude></noinclude>

(Wikipediaのテンプレートは{{documentation}} でテンプレートの説明を読み込んでいますが、読み込むテンプレート・モジュールが増えるので読み込ません)

自分でInfoboxを使ったテンプレートを作成し完了です。

全て取り込むパターン

使いたいinfoboxを使用したテンプレートが決まっている場合は「書き出し」→「取り込み」が便利です。この場合でも上記のスタイルのコピーは必要です

エクスポート

ページの書き出しを開き「手動でページを追加」に取り込みたいテンプレートを記入、 ✔「テンプレートを含める」を追加で選択し「書き出し」でxmlをダウンロードする。

インポート

自分のwikiの「特別ページ」「ページデータの取り込み」を開き上記でダウンロードしたファイルを指定、インターウィキ接頭語に「ja」(日本語版Wikipedia)を指定し「ファイルをアップロード」で取り込む

取り込みが完了したら完了です!

注意

Extension:TemplateStyles – MediaWiki を使ってスタイルが読み込まれている場合があります!必要に応じて有効化してください。

参照

Manual:Importing Wikipedia infoboxes tutorial – MediaWiki

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